再生医療とは、幹細胞等を用いて、臓器や組織の欠損や機能障害・不全に対し、

それらの臓器や組織を再生し、失われた人体機能の回復を目指す医療で、

既存の医薬品では治療が難しいものや、治療法が確立されていない

疾患に対して新たな治療法となる可能性があると定義されています。

最近では自己脂肪由来の幹細胞を用いての脳血管、

脊髄疾患に対しての治療やリハビリが行われてきていますが、

公的保険(医療保険)か適用にはならず、

どうしても高額な治療費が必要なのが現状です。

当院が提供している鍼灸は、WHOの見解では脳梗塞など

脳血管障害にも効果があり、世界中でも取り入れられている治療です。

ですが、鍼灸では『失った機能』を取り戻す事は不可能です。

あくまで『機能の改善』を意味しています。

 

また、我々柔道整復師は病院での運動器リハ、

老人ホームでのリハビリを機能訓練指導士として行う事が出来ます。

ここでリハビリの定義としては

⑴今生き残っている機能を最大限に活かし、失った機能をカバーする。

⑵再生可能な機能を見極めて、訓練により活性化させる。

が挙げられます。

 

患者さんから『治りますか?』または『治せますか?』と

聞かれると正直返答に迷ってしまいます。

『治癒』するものは自身の身体であって、あくまで我々治療院は

それをサポートすることしか出来ないこと。つまり

①外傷や怪我であれば元通りの生活は可能である

②後遺症では字の通り『後に残る症状』なので、

治癒は不可能であるが、機能面では改善の可能性はある

③慢性的な症状の原因は使いすぎ(over use)、

使い方の間違い(how to)なので、この二つを見直すことが重要

④メンタル面でも治癒(100%回復)ではなく、

改善(90%回復)を目指すことが重要

✳︎④に関してはまた次回詳細にお話させて頂きます

私自身業界に入った理由と、この仕事を続けている

理由は①と②の結び付けを行う事が目的でした。
言語化するのであれば

『後遺症がある、もしくは重度障がいを負った方が健常者と同じ様に生活をすること』

普通に起きて、普通にご飯を食べ、普通に着替えて、普通に買い物をする。

私もそうですが、再生医療を望んでいる方は、『普通』を求め、

この医療に希望を持っていると思います。この【再生医療】が

1日でも早く、公的保険での活用が出来る日が来ることを心から望みます。

 

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