しし接骨院・ししフィット 城村です。
4月15日の投稿は、前回『東洋医学を科学的に考える③』で
紹介したAPAs(先行随伴性姿勢調整)に関して少し深掘りして考えていきます。
先行随伴性姿勢調整(anticipatory postural adjustments:APAs)とは
随意運動の際に生じる動揺のカウンターバランスとして機能する
無意識的な筋活動を指します。
これによりリーチや歩行開始時に生じるCoM(身体質量中心)の
動揺を安定させたり、全身のダイナミックなバランスを高めてくれます
(写真のように三角筋による上肢の挙上を行う前に下腿三頭筋→
脊柱起立筋が緊張して姿勢の制御が行われる) 。
APAsは生得的な反射によるものではなく、
意図した運動を開始する前の上位中枢機構からの司令により
発現すると考えられています。
上肢挙上が困難な場合にはぜひ一度体幹や下肢に着目してみてはいかがでしょうか。
参考文献
脳卒中の動作分析 医学書院p38
the organization of anaticipatory postural adjustment journal of automatic control 12:31-37,2002
当院では問診、触診、エコー検査、徒手検査、動作分析、東洋医学的所見を基に、日常の痛みから術後後遺症、脳梗塞などの麻痺、自律神経失調症(めまい・不眠)まで対応しており、鍼灸•リハビリトレーニングにて【心身機能の改善】を提供させて頂きます。
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