皆さん、こんにちは!しし接骨院・ししフィット 田中です。
今回は『ストレッチやマッサージ(リラクゼーション)の効果ってあるの?』について
その医学的根拠の一つをお話させて頂きます!
ご一読頂ければ嬉しいです。
それでは始めていきます。
どうしてストレッチやマッサージをするといいのでしょうか?
それは…機械的刺激(メカニカルストレス)といわれる表皮から
何かしらの刺激をカラダに与えることで細胞内に変化が起きます。
そこで今回注目するのは『インテグリン』です。
インテグリンとは…(参考・引用図書1)
細胞膜でみられる機械的刺激受容体で、細胞に対する機械刺激を細胞内の
化学信号に変換する働きをします。
細胞の外側では細胞外基質と、内側では細胞骨格と結合しており、
赤血球以外のほぼ全ての細胞にみられます。
αとβの2つの組み合わせからなり、αが19種類、βが8種類あると言われています。
細胞のタイプによってそれぞれの種類と組み合わせが異なること言われています。
このインテグリンが細胞に対する力学的力を細胞内に伝えFAK※1などの
接着分子を介して他の受容体シグナルとクロストークすることで、
細胞内の伝達経路が骨・筋細胞で活性化することで細胞の増殖、分化、
生存、走化性などが調整されていると考えられています。
※1FAK(focal adhesion kinase)
非受容体型チロシンリン酸化酵素
インテグリンと反応することで力学的作用を細胞内でリン酸化(化学信号に変換)すると言われている。
上述より、
機械的刺激を与える
↓
細胞にインテグリンを介して刺激が化学信号として内部に伝わる
↓
細胞に変化が起こる
↓
タンパク質の合成などが起こる
よって、ストレッチやマッサージなどの機械的刺激(メカニカルストレス)が、結果的にケガをした部位の治癒のために必要なタンパク質を合成する必要な手技になると考えられています。
【参考・引用書籍】
※1実践柔道整復学シリーズ 柔道整復学総論 塩川光一郎・宇井肇・松下隆【監修】 川崎一郎・塩川光一郎【共編】
しし接骨院・ししフィットでは理学所見(問診、触診など)、
エコー検査、神経学的検査、動作分析、東洋医学的所見を基に、
日常の痛みから術後後遺症、脳梗塞などの麻痺、
自律神経失調症(めまい・不眠)まで対応しており、
鍼灸•リハビリトレーニングにて【心身機能の改善】を提供させて頂きます。
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