こんにちは!しし接骨院・ししフィット 院長 樋口です^_^;
12/8院内研修の内容をご報告します。
今回は頭痛についてです。
SNS(Instagram)に頭痛についてどのようにアプローチをするのか…
問い合わせがありましたので院内で考えを纏めさせて頂きました(^^♪
勉強不足な内容ではありますが以下報告します!
又、今回は当院スタッフの田中に纏めて頂きましたので是非!
文末までお付き合い頂ければと思います♦
◇12/8 院内研修
1.日時 2021年12月8日 10:00~12:00
2.場所 しし接骨院・ししフィット内
3.文責 しし接骨院・ししフィット 田中 智衣
4.テーマ
◇頭痛
5.内容“Detail”
①はじめに
今回頭痛について日本頭痛学会の分類を基に我々が診ることが出来る頭痛、診ることが出来ない頭痛について研修を行った。
②目的・前提
☆目的
腫瘍、器質的疾患、その他運動器疾患による頭痛かを鑑別し、運動器疾患による頭痛であると判断したうえで我々柔道整復師(接骨院・整骨院)、鍼灸師(鍼灸院)になにができるかを考える。
☆前提
施術を行い症状の改善が可逆的か、不可逆的か経過を確認し不可逆的に進行がみられる症状については再度鑑別を行う。
また二週間経過を観察し、患者・利用者の数値評価スケール等に変化がない場合は再度鑑別を行いクリニックへの対診を進めるか否か検討する事を前提とする。
③分類
日本頭痛学会国際頭痛分類第3版のガイドラインより頭痛は以下内容にて分類される。
a.一次性頭痛
b.二次性頭痛
c.有痛性脳神経ニューロパチー、他の顔面痛およびその他の頭痛
◇一次性頭痛
一次性頭痛とは頭痛を繰り返す、または持続することが問題であり他に病的疾患が隠れていないものをいう。この一次性頭痛は片頭痛、緊張性頭痛、三叉神経・自律神経性頭痛と主に分けられる。
我々が診れる頭痛が多い分類と考える。が、家族性遺伝の頭痛も分類に含まれる為経過を確認する際は注意が必要であると考える。
◇二次性頭痛
二次性頭痛とは脳腫瘍、髄膜炎、脳炎、くも膜下出血や脳卒中など脳や頭部の病気の症状として出てくる頭痛で症候性頭痛とも言われている。
基本的に二次性頭痛は医師の診断のもと適切な処置を受けていただくほかなく、我々としては術後のケアとしてリハビリを行う事が主な役割であると考える。
④アプローチ法
◇後頭環軸関節へのアプローチ
a.牽引(後頭骨と第一頸椎間の牽引を目的とする)
b.環椎の回旋可動域を改善
c.スク―ピング動作の誘導を指導する。
◇セルフケア
a.温めや冷却の選択
b.頚部ストレッチ
c.頚部筋力トレーニング
6.所感
SNSで頭痛はどうしたら良くなるのか…その質問について院内研修で当院の考えを纏めた。
改めて御一般社団法人日本頭痛学会の資料を拝読し知識不足である事を再認識・確認した。
今後、国際頭痛分類第3版(ICHD-3)のガイドラインを参考に適切な鑑別・治療を選択していく
必要があると考える。
また我々が診れる範疇か否か、クリニックの対診が必要か否か絶えず新しい
見解や知識を取り入れなければならないと実感した。
7.参考引用文献・著書
一般社団法人 日本頭痛協会 国際頭痛分類第3版(ICKD-3)日本語版
麹町白石接骨院 顎関節と顎関節脱臼のこと
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