こんにちは!しし接骨院・ししフィット 城村です。
8/4 院内研修の内容をご報告します。
テーマは前回に続き手部(前腕遠位~母指末節部)の固定具作成についてです^_^;
産後に多いド・ケルバン病(第1区画腱鞘炎)やベネット骨折などの手の怪我など…
手関節を含む手部の処置(固定具)ってどんな感じで作るの?
など悩みや疑問を抱えている患者・利用者の皆様、
また学生や柔道整復師となって間もない方々…
しし接骨院・ししフィットでの根拠に則った固定具作りをご報告します。
是非!是非!!一読頂ければ嬉しいです!(^^)!
文末までお付き合い頂ければと思います♦
◇8/4 院内研修
1.日時 2021年8月4日 10:00~12:00
2.場所 しし接骨院・ししフィット内
3.内容“Summary”
①手指部の局所安静(固定)方法を行う際の固定具作成
4.内容“Detail”
①今回は産後に多く発症する腱鞘炎(ド・ケルバン病)を想定した固定具を作成した。
<用いた固定材料>
♦4号プライトン(下の写真①)
写真① 型取り後のプライトン
写真② 手関節部型取り
写真③ 母指腹側部型取り
写真④ 型取り完了
写真⑤ 型取りの際は母指を軽く牽引する
写真⑥ 型取り後、目印をつけてカットを行う
5.所感
今回は手部の腱鞘炎などに作成するプライトンシーネの型取りを実施した。
手指部の処置は腱鞘炎のほか、骨折や脱臼など様々な原因が考えられる。
固定範囲はもちろん、固定肢位など治癒機序に則る処置をしなければと改めて考えさせられる時間となった。
また今回の型取りの際は患者・利用者の手の肢位を固定するためのセラピストの配慮(写真⑤)も必要であり、常に意識をしておくことが接遇への気づきになったと感じた。
今回の研修を通して一人の患者・利用者の方に対し、
どのスタッフが固定具を作成しても一様の結果が得られるような固定具を作れるよう
日常の反復練習が必要であると感じた。
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