2021.7.9

しし接骨院・ししフィット 田中 智衣

 

栄養学Ⅱ

 

1.目的

食事指導や患者の症状に合わせて必要な栄養素など適切な指導ができるようになる。

 

2.内容

基礎代謝と1日に必要なエネルギー量の出し方

 

3.結果

自分自身が1日にどれだけのエネルギーが必要なのか知るために、

まずは1日の基礎代謝量を求める。

 

基礎代謝とは、目が覚めている状態で、生命を維持するのに必要な心臓の拍動、

呼吸、筋の緊張などを保った最小限の代謝のことを言う。(1

 

基礎代謝量(kcal/日)=基礎代謝基準値×体重(kg)

 

上記の基礎代謝基準値は以下の表を参考にする。

 

◇基礎代謝基準値

 

 

表1.基礎代謝基準値

 

基礎代謝量は年齢、性別によって異なるが、覚醒直後の早朝空腹時、室温23〜24℃で、

安静臥床のままで測定する。この値は同じ人では常にほぼ一定の値を示す。

 

この基礎代謝量を基に1日に必要なエネルギー量を求める。

 

1日に必要なエネルギー量=基礎代謝量×身体活動レベル

 

身体活動レベルは度合いが強いほど高く、低い(Ⅰ)、ふつう(Ⅱ)、高い(Ⅲ)の3段階に分けられる。

 

◇身体活動レベル

表2.身体活動レベル (2

 

 

 

4.考察

1日の基礎代謝量を求めることでより自分自身の行動や必要なエネルギー量がわかり

栄養素を摂取する上でも基準となり、数値化されることで目で見てわかりやすいと考える。

今回求めたデータをもとにバランスの良い食事、運動の指導をしていくことも一つの方法として

活用できると考える。

 

 

5.参考・引用

(1 生理学第3版 公益社団法人 東洋療法学校協会編 内田さえ 原田玲子 他著 P.94

(2 決定版 栄養学の基礎がまるごとわかる事典 足立香代子(監修)  P.58

 

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